導入事例 · Blenders × ARShades
Webサイトの写真から バーチャル試着へ
Blendersが求めたのは、バーチャル試着で表示するメガネの見え方を、自社サイトに掲載済みの写真に合わせることでした。色や仕上げ、ミラーレンズまで、その見え方を再現するという課題が、SpaarklyによるGlasses Variant Builder全体の改良につながりました。

課題
写真の見え方を3Dで再現する
2012年にサンディエゴで設立されたBlendersは、色使いをアイウェアの大きな特徴としています。Webサイトの写真では、光沢のあるフレームやマットなフレーム、透け感、グラデーション、ミラーレンズを通じて、その個性が表現されています。
ブランドが指定した基準は、その写真でした。お客様が商品ページからバーチャル試着へ移ったときに、同じメガネだと感じられること。フレームの色合い、表面の仕上げ、レンズの表現まで、同じ印象を伝える必要がありました。
特に難しかったのは、写真の見え方を3Dマテリアルで再現し、モデルを回転させたり、光の当たり方が変わったりしても、その一貫性を保つことでした。Blendersとのやり取りでは、Webサイトの写真にどれだけ近づけられているかが中心になりました。

ブランドとの協業
写真を基準に、仕上がりをともに確認
目指す見え方を写真で定め、バリエーションの制作に進む前に、3Dモデル上で確認します。
Blendersとの確認や承認は、ARShades Studioで行います。Glasses Variant Builderは、3Dモデラーがアセットの準備に用いる社内ツールをまとめたものです。
Glasses Variant Builderの進化
限られた機能から、一連の作業を支えるツール群へ
Glasses Variant Builderは、バリエーションを作るためのいくつかの機能から始まりました。Blendersとの協業で明らかになったニーズをもとに、マテリアルの設定から制作での活用までを支えるツール群へと発展しました。
ライブラリとプリセット
承認された設定を保存し、別のフレームで同じマテリアルを使うときに呼び出せます。
モデル上での調整
ライブラリのプリセットを基準に、アセットごとの色、仕上げ、光への反応を調整します。
テクスチャと配置
表面マップとその投影方法を調整し、フレームの各部分に合わせます。
バリエーションの作成
検証済みの3D形状をもとにマテリアルを変更し、同じフレームのほかのカラーバリエーションを作成します。
成果
BlendersプロジェクトとSpaarklyの3Dモデル制作全体の成果
Blendersプロジェクトの成果と、Spaarklyの3Dモデル制作全体の成果を並べて紹介します。
| 指標 | Blenders | 全体 |
|---|---|---|
| 3Dアセットの制作時間 | −30% | −25% |
| マテリアルの修正依頼件数 | −65% | −75% |
「全体」の数値は、Spaarklyが手がけるすべての3Dモデリング業務を対象としています。